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値札のない国? 【エジプト政府観光局(英:Egyptian Tourism Authority)】
『エジプト』と聞いて、あなたは、何を思い浮かべるだろうか?
テレビ番組や学校の教科書で取り上げられることが多い『エジプト』だが、『クレオパトラ』や『ツタンカーメン』、『ピラミッド』、『スフィンクス』といった聞き覚えがある言葉が多い反面、「アラジン※1みたいな砂漠と盗賊と魔法の街?」というぼんやりとしたイメージを持つ方が多いのではないだろうか。
2022年2月、親日国の1つである『エジプト・アラブ共和国』(以下、「Egypt」と表記する。)に、日本からインフルエンサー4名が招待された。YouTubeやTikTok、Instagramの分野で、日本におけるトップクラスのフォロワーと知名度を持つ彼等の使命は、「Egyptの今を日本に伝えること」だった。
成田空港からドーハ空港を経て、カイロ空港に到着した4名は、エジプト政府観光局の職員と護衛の警察官に案内されて、Egyptを代表する都市である①カイロ・②ハルガダ(フルガダ)・③デンデラ・④ルクソールを視察した。
<カイロ>
『Egyptの代名詞ともいえるピラミッドやスフィンクス』
『本物のミイラが展示されたエジプト考古学博物館』
『所狭しとお店が並ぶ大規模なマーケットやバザール』
<ルクソール>
『ナイル川を渡れる帆掛け船ファルーカ』
『砂漠や遺跡を上級から一望できる気球』
<ハルガダ(フルガダ)>
『紅海の綺麗な海でのスキューバ・ダイビング&シュノーケル』
『信号も障害物もない砂漠のど真ん中で、バギーや自動車を縦横無尽に乗り回せるサファリツアー』
このように、都市毎に特色のある観光資源を、インフルエンサー達は、それぞれのやり方でEgyptの「今」を取材。その時の様子を、自らSNSアカウントを通じて、準備が整った人から順次公開する予定である。Egyptのことが気になった方は、以下のURLから閲覧が可能のため、是非インフルエンサー達のチャンネルを訪れてみて欲しい。
招待されたインフルエンサー達のチャンネル一覧※2
■EXIT JACK
・Instagram
・YouTube
■It’s VIENNA
・Instagram
・YouTube
■社会人ですけど何か?【NewGame】
・TikTok
・YouTube
■てんちむCH/ tenchim
・Instagram
・YouTube
インフルエンサー達の動画や写真に触れたことで、「Egypt観光したい」と思われた方は、最初の旅行だけは日本の旅行会社が企画するパックツアーの利用をオススメする。Egyptは癖が強めで、高い確率で日本人は右往左往することになるためだ。
例えば、ショッピングにおいて、(観光客が多く訪れる場所の)商品には、値札がないことが多い。 気になる商品が見つかって、ちょっと値段を聞きたいと思って話しかけると、百戦錬磨の店主達と価格交渉の強制イベントが開始されてしまうのだ。しかも、相場が分からない不利な状況で、店主は決まって「幾らで買いたい?」と聞いてくる。レベル上げをしたい人を除き、そういう時の相談相手はいた方が良いだろう。
Egyptと日本は、ルールも考え方も異なる国である。「日本ではこうだ」「そんなこと言われていない」と言いたくなる体験が否応なしに、Egypt滞在中に、あなたの身にも降りかかるだろう。
そのような場面で、自分の立場を明確に伝えながらも、その違いを受け入れて楽しむことが、値札では表すことが出来ないEgypt観光の醍醐味だろう。
※1 『千一夜』のアラジンのお話は、オスマン帝国の都市アレッポ(現在のシリア)の民話が原型。
※2 アルファベット順に表記。
【後援】エジプト政府観光局(Egyptian Tourism Authority)